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2018年2月糖尿病教室
今月は看護師より「運動療法・春の準備編」についてお話しました。糖尿病の治療の基本は食事と運動療法です。それでも効果がなければ薬物療法を行います。運動で身体の筋肉を動かすことで食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。運動するタイミングは食後1時間後くらいに行うと良いでしょう。有酸素運動が効果的で日常生活で最も取り入れやすいのがウォーキングです。教室の参加者でも一番歩いている方が大半を占めていました。講義の後半では運動前後に行う簡単ストレッチを皆さん一緒に行いました。ストレッチは運動前後に行うことで準備体操の目的と運動後のクールダウンとして使った筋肉をほぐす効果があります。これから春になり気温も暖かくなる季節です。運動を習慣化し継続していくことが大切です。
栄養士より
二月の糖尿病教室では、「主菜」についてお話をしました。今回は「鶏肉」をテーマに目安量と、患者さんからの声として、鶏料理の工夫をご紹介しました。「鶏肉を使う時は、エネルギーの低いささみの部位を使っているよ」「皮は取っているよ」「くっつかないフライパンでじっくり鶏肉を焼き、野菜と蒸してボリュームアップにしているよ」と、皆さんそれぞれ工夫をされており、グループの方々とも話し合っていました。主菜の仲間は目安量が少なく、物足りないと感じる方もいらっしゃると思います。しかし、少しの工夫で満足感の得られる献立にすることができます。ぜひ皆さんも今夜の晩ごはんに「鶏肉」を使ってみてはしてみてはいかがでしょうか。