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2016年1月糖尿病教室
【医師より】
糖尿病についての基本についてお話しました。糖尿病はいったいどこが悪いのか? どうしたらいいのか? 糖尿病の原因と診断、血糖コントロールの指標についてお話しました。糖尿病をよくするためには、糖尿病に関心を持ち、よくしようと思うこと!自分の問題点は何かを知ることが大切です。患者さんと、ご家族、医師、看護師、栄養士など皆さんで糖尿病について日頃からお話をしておきましょう。
【看護師より】
糖尿病について、旬な話題のSMAP(スマップ)のニュースを取り入れながら、糖尿病にとってのS・M・A・Pについて考えてみました。突然、解散?いえ、糖尿病!と言われたら・・・やっぱりそうか・・、あの時~していればよかったと後悔してしまう。などこれまでの生活を振り返ることもあるでしょう。糖尿病の方の心構え、健康な人と変わらない日常生活を送るために前を向いて生活習慣を見直すことが大切です。また神戸にとって1月は震災を忘れてはいけません。もしも今、地震、洪水、大雪など災害が発生したら・・・。薬や食料など日頃から準備をしておきましょう。
【管理栄養士より】
近頃、あっさりした顔立ちの男性のことを「塩顔男子」と呼ぶそうですが、みなさんは食事面での「塩」は気にしていますか?今回の教室では、「塩分早わかりグラフ」の穴埋めゲームを行い、塩分の多い食品の塩分量を見て頂きました。「塩鮭の塩分多いわねぇ!」「明太子、辛いと思いつつも食べてしまうわぁ」普段塩分を気にされていらっしゃらなかった方も、意外と多く含まれる塩分にびっくりされておられました。二つ目の実習では、塩分量8.2gの塩鮭定食を提示し、減塩のコツをこらした料理カードと、カードが磁石でひっつくようにした手作り釣竿をご用意し、釣りゲームを行いました。皆さん「白ごはんは塩分0gや!白ごはんにかえたらいいね!」と減塩に向けて楽しく実習に取り組まれていました。減塩は難しいと思われがちですが、薄味に調理するだけでなく、食べ方工夫するだけでも簡単に減塩することができます。これからも様々な減塩のコツを皆様にお伝えできたらと思います。