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2017年2月糖尿病教室
医師より
糖尿病の治療には食事療法と運動療法が基本です。運動をしている人の割合は働き盛りの年代よりは高齢者の方が多いです。身体活動・運動不足は喫煙、高血圧に次いで日本人の死亡の3番目のリスクにつながります。また足腰のしっかりした人は転倒防止につながり、下肢の筋肉の重要性についてお話しました。歩くことから始めましょう。
看護師より
健康で長生きしたい。介護を受けたり、病気で寝たきりになったりせず日常生活を健康的に送ることができるようにしたいものです。歳とともに筋力、体力は低下します。糖尿病の治療の一つである運動療法、運動するとどんな効果があるのか、運動するタイミングをお話しし、できるだけ継続可能な運動習慣をつけましょう!どんな運動がいいのか?楽しくないと続かない、ひとりではさみしい、そんな皆さんに今年は『プロジェクトW』が始動しました。参加してみませんか?
栄養士より
二月の糖尿病教室では、主食についてお話しをしました。主食とは、ごはん・パン・麺類のことです。これらは、炭水化物を含んでおり、体のエネルギー源となります。今回の教室では、主食の目安量についてお話しました。米類やパン類、乾綿や茹で麺は、一食あたりどのくらい食べることができるのかを見ていきました。また、二月と言えば恵方巻きということで、お米の目安量150gを使って具材ありのり巻きと、具材なしのり巻きの二種類を作りました。女性陣は、慣れた手つきでクルクルと手際よく巻かれていました。男性陣も同じ班の方にサポートしてもらいながら班の方と協力して作りあげていました。
具材ありとなしでは、ボリュームも異なっていました。ひと班だけのり巻きを切りましたが、断面も綺麗でした。主食は、毎食摂ってもらいたい食品です。エネルギーの過剰摂取に気をつけ、目安量を守るようにしましょう。