-
2017年4月糖尿病教室
医師より
神経障害と閉塞性動脈硬化症などの足をむしばむリスクについてお話しました。
高血糖が続くことにより足の神経が障害されます。何となくしびれるとか痛みを感じるといった症状が出てきます。さらに進行すると痛みを感じなくなっていきます。
また動脈硬化の進行などの血流障害が原因となる閉塞性動脈硬化症は下肢の血管が詰まり、しびれや痛みを生じ、歩くと痛くて歩けない、少し休むとまた歩けるようになるといった間歇性跛行がみられます。血糖をコントロールして足病変の重症化を防ぎましょう。
看護師より
糖尿病の方や高齢者の足や爪のトラブル、フットケアについてお話しました。糖尿病による神経障害、血流障害の進行や免疫力の低下から巻き爪や水虫足の傷などから足の潰瘍→足壊疽につながります。皆さんはいかがでしょうか?毎日足を洗い清潔にして足のトラブルを防ぎましょう。ご自分で見えない、爪の肥厚など爪の切れない方はご相談下さい。毎週火・金曜日はフットケア外来をしています。
栄養士からは副菜の話です。今回はきのこを取り上げてみました。きのこは食物繊維が豊富で、噛みごたえがあり満足感が得られるのでとてもおすすめです。実習ではしめじやえのきなどのきのこを組合せて、オリジナルのきのこパックを作りました。それを電子レンジで加熱すると量が少なくなり「結構少なくなるんやね。このぐらいの量なら食べられる!」と皆さんおっしゃっていました。どんな料理にも合うきのこを是非に食事に取り入れてみて下さい。