-
2017年11月糖尿病教室
今月は医師より「糖尿病とインフルエンザ」についてお話ししました。糖尿病患者さんは感染症にかかりやすく、かかると重症化しやすいと言われています。中でも血糖コントロールが悪い人、合併症が進んでいる人、高齢者が要注意です。予防対策としては感染症が流行している場所に行かないこと、マスクの着用・手洗い・うがいをきちんと行うこと、栄養や睡眠を十分にとり体調を整えることが大切です。糖尿病患者さんは流行する前にインフルエンザのワクチンを接種して予防に努めましょう。看護師より糖尿病患者さんが糖尿病以外の急性の病気(インフルエンザ・風邪・胃腸炎・下痢など)にかかった体調の悪い日はどのようにして過ごせばよいのかお話ししました。①暖かく安静にして過ごすこと②病状のチェックをこまめにすること③水分補給と消化の良い食事を摂取すること→この項目に関して食欲が低下する体調の悪い日はどんなものを摂取すればよいのかグループでワーキングしながら皆で考えました。摂取していいもののメニューカードを使ってそれぞれ選んでもらう実習をしました。④症状が重症で改善しない時は早めの受診をするよういお勧めしました。
栄養士から
今回は「間食」をテーマに、その中でも秋においしい果物についてお話ししました。
実習では、ごはんの量と比較して果物のエネルギーの確認を行い、1日の目安量についてもお伝えしました。皆さん「意外と果物が食べられる」と驚かれていました。そして、なかなか覚えにくい果物の目安量を『果物の名産地×出身の有名人』をテーマに作ったオリジナルの替え歌にして「♪1個でねえ、2個でもねえ、りんごは1日半分だ!」(吉幾三さんの♪俺ら東京さ行くだの節に合わせての替え歌です)とみんなで大合唱!インパクトのある映像と歌で、楽しく覚えることができました。果物は少量で効率よく栄養補給ができ、間食におすすめの食べ物です。適量を守り自信を持っておいしくいただきましょう。